僕の彼女を自慢します。
僕の彼女を自慢します。付き合って5年が経ちました。
ヨーコ23才。もちろん独身。職業はタイピスト。趣味は読書、料理、編み物。性格は『周りに流されやすい』かな。
そんな周りに流されやすい彼女は、自分の読んだ本の真似をしたがります。
例えば、スープに浮いてるアルファベットマカロニで英単語を作ったり(作る言葉は[FORGET ME NOT])、テーブルの下で手を繋いで食事をしたり。一組の手袋(柄は千鳥格子)を分け合って使ったりもしました。
昨日も、彼女は本を持って僕に提案をしました。
彼女は、壁一面に棚を設置し(実際の作業は僕がやった)、梯子無しでは手の届かない一番上に、ガラスの小瓶を置きました。
中には、僕の目玉が1つ。
僕は彼女に逆らえない。
誰も彼女を止められない。
その結果がこのザマです。
今では、これまでの半分しか彼女を見ることが出来ません。
LOVE is BLIND.とはきっと、僕のためにある言葉でしょう。
参考
山田詠美 『風味絶佳』
江國香織 『流しの下の骨』
中村九郎 『ロクメンダイス』
小川洋子 『まぶた』
コメント
なにより貴方の綺麗な姿が
半分しか見れないのは苦しいから
だからせめて
片目だけの僕でも好きでいて
その狂ったような愛を
狂ったように受け止める
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少し思いつきで書いてみましたv
駄文失礼しましたです。
。。感化されてきたかなw
投稿者: まさ | 2006年11月 3日 23:13
妖精さんが考えたお話ですよ、これはw
こんなことしないし。
うん。
狂ってるのはむしろ、彼の方かなー。なんて考えたり。
次くらい、痛くないのを書きたいものですw
投稿者: とも | 2006年11月 3日 23:39
『周りに流されやすい』
私の視点としては、
今後の「僕」が心配で仕方ありません
「僕」って面白い漢字です(笑)
あとは、私に「彼女」ができたときに、
私は、「僕」になるのだろうか…
多分ならないなぁー。
だからもてないのかもしれない(苦笑)
投稿者: みむら | 2006年11月 4日 13:00
『我輩』にしてみたらどうですか?w
投稿者: とも | 2006年11月 4日 19:46
主人公の「僕」も彼女に流され安すぎですね。病的なまでに^^;
LOVE is BLIND この物語にそうと恐ろしい言葉です。
投稿者: 七瀬 | 2006年11月11日 09:39
感想ありがとうございます。
実はこれの続編ちっくな話もあるのですが仕舞ってありますw
いつか公開するかも。。
投稿者: とも | 2006年11月25日 16:03