画像センシング展に行ってきた
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画像センシング展に行ってきました。
画像処理・画像認識と呼ばれるものすごくマイナーな分野の展示会です。
画像分野では毎年行われる一番(一番くらい?)大きな展示会です。
画像関連機器とか、ソフトウェアとかのメーカーさんが出展しています。
(実は出展のために来ました。)
一般には知られていないこの分野の紹介に、
展示会の雰囲気を伝えるのはいい方法なのかなと思いたったので、
本日展示会一日目を終えて、レポートします。
受付
入ったところ
入った瞬間、なんだか今年はがらんとしているなと感じた。。
画像処理で重要なのはカメラ!
カメラといえばソニー!(?)
ソニーのカメラといっても、一般のデジカメみたいではなく、ちょっと違う感じ。
画像処理用のカメラは、こんな感じで、直方体にレンズがくっついて、後ろからごついケーブルが出ていて、常にパソコンに接続されて映像がリアルタイムに流れてきます。
これがまた数十万したりする。(ものによります)
高速度カメラ
秒間1000枚とか2000枚とか取れる。
何に使うかって、運動解析とからしい。
わかりやすいところでいくと、ゴルフのスイングとか(秒間1000枚も必要かどうかわかりませんが)
全方位カメラ
Googleのストリートビューに採用されているカメラです。
アップ
全方位画像
スポーツ映像用の自動追跡カメラ
レース等で、ほかの選手との擬似競争映像(2人の選手の軌跡を重ねるような映像)が作れるらしい。
カメラ商社さん
画像処理用カメラでは、画像データの転送レートが重要なスペックのひとつで、
ここ数年で高速転送できるギガビットイーサネットを採用したものが増え、
最近ではUSB3.0のインターフェースのものが出てきています。
というトレンドも結構考えなきゃいけないところです。
監視用カメラなんかも、画像関連分野です
カメラの次に重要なのが、レンズ。
コイン大の小さいものから、人の頭くらいの大きなものまで
何に使うんだこんなに必要なのかというくらいの豊富な種類を各メーカーさん出されています。
有名どころでは、ニコン
一眼レフカメラ使っている人が、レンズに燃えるのは、このレンズじゃないと撮れない絵があるから。画像処理分野でもしかり。です。
画像屋さんにとってはご存知の光学部品商社
今回は、レンズを中心の展示。
小さいレンズや、光学部品は、大事に展示してあります。
今年は、この商社さんのブースはちょっと小さかったな。わりと楽しみにしていたのですが。
画像分野で、意外にも重要な、照明機器。
LED照明がやはりトレンドで、毎年変わりないような展示で実は地味なバージョンアップなど。キセノンランプやハロゲンランプなども、少しはあります。
そして照明機器メーカーの展示はいつもこんなにギラギラしています。
なったことはないけれど、照明メーカーさんの向かいや近くのブースで展示はしたくないwまぶしすぎてw
レーザーなどもあります
いろいろよりどりみどりです
(画像がぶれている。。)
画像処理・検査ソフトウェア屋さん?
(明日もうちょっとしっかり見てきます)
これまた重要なのが、画像処理用の計算機
Hewlett-Packard(HP)がなんかかっこいいワークステーションを展示していました。(正確にはHPの提携商社さん)
スペックどうこうおいておいて、かっこいいw
画像以外にも、センサーというくくりであれば展示されています
サーモグラフィーとか
線量計もありました
デザイナーの方にはご存知カラーキャリブレーションなども画像分野の技術です
展示会だけでは、伝わらないかもしれませんが、
画像処理・画像認識の分野はこんな感じ。というのが少しでも伝わればと思います。
モーターショートか、ホビーショーとか、メジャーな展示会は、いろんな人がレポートしていますが、こういうマイナーな分野の展示会、ほかにも誰か紹介してくれないかな。。
自分の知らない分野を垣間見るのも、面白いかもしれません。
浴衣のお姉さん
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